四緑木星(知能位)
2016.10.01
印相正位図(知能位の詳細)
四緑木星の意味
- 方位:東南
- 八卦:巽位(風)
- 五行:木
- 時 :晩春~初夏、午前9時前後
- 色彩:青・緑
季節は晩春から初夏。易では「巽(そん)」という卦があてられて、草木が成長しすべてが整うことを示しています。
この部位は能力、才能の開発に関わり、仕事にも直接影響を及ぼします。
吉相であれば環境やチャンスに恵まれ、自分が持っている潜在的な能力を伸ばし、いかんなく発揮することが出来るでしょう。
「巽(そん)」という卦は風を象徴し、風が植物の花粉を運ぶように、物事を仲介する働きがあります。
ここが充実していれば、商談、縁談など、人との話し合いでまとまるもの全て円満にまとまっていきます。商売・取引活動をする方にとっては、是非とも充実させたい部位です。
四緑木星の部分が欠けると・・
- 才能が発揮できず「宝の持ち腐れ」状態になる
- 人間関係に支障が現れ信用を失う
- 商取引をはじめ、すべての取引関係に悪影響
- 結婚の破談、家庭の衰退
- 健康面:パワー不足、虚弱体質、肩こり、手足の痺れ、呼吸器系の病(喘息)
この部分の印鑑の欠けのほかに、朱肉の付きが悪く薄く写る場合、現在の運勢の弱さを現していると観ます。
その他、四緑木星の象意
吉のエネルギーを積極的に取り入れると、自分の中にあるプラスの面がどんどん引き出されてきます。
各九星にはそれぞれ違うエネルギーが働いています。
自分の本来持っているエネルギーとの相関もありますから、その現れ方は必ずしも一様ではありません。
ここが気学の面白さであり、奥深さです。
四緑木星で得られる運気
- 交際、信用、縁談などのあらゆる縁。
- 縁談・結婚、遠方の人との親交、思いがけない幸運
- 商売繁盛、不動産運、年配の女性の助力
- 信用、業績アップ、遠方の取引、計画希望の達成
- 縁談が調う、有力者との交流で信用が増す
- 飲食の接待、商談の成功、縁談の歓び、就職
- 親戚縁者の助力、仕事運、金運
- 事業商売の進展、両縁、信用・名声の獲得
四緑木星の性格と傾向 ※九星傾斜宮による
キーワード:風・信用・整う・取引・仲介・交通・旺盛・迷い・遅延
四緑木星の性格
- 人当たりのよい、柔和で優しい性格。目上の人から引き立てを受けて、社会的な信用を得、若いうちに成功の機会に恵まれる。
- 周囲との調和を重んじ、他人の気持ちを素早く察知するが、内面では我を曲げず、なかなか本心を見せない用心深さがある。
- 企画力に富んだアイディアマンで、実行に移す気概も合わせ持っている。
- 優柔不断な部分があり、先行きの不安に対する取り越し苦労で、せっかくのチャンスを生かせないことがある。