印相正位図(家族位の詳細)
季節では晩秋から初春。
陰が極まって陽に転じる境であり、駅では「艮」という卦で現わされています。
寒さの中に肩を寄せ合いながら春の兆しを感じることから、この部位は夫婦仲や家族全体の関係を示しており、吉相であれば、夫婦仲もむつまじく無病息災で、親子の愛情も通い、親戚縁者とも仲良く、一家は安泰です。
艮は山を象徴し、止まる、蓄えるという意味があり、蓄財にも関係する一方で、次の段階に向けた変化、改革、継ぎ目という意味もあり、よき後継者にも恵まれます。
家運繁栄のためには絶対に欠かせない部位と言えるでしょう。
この部分の印鑑の欠けのほかに、朱肉の付きが悪く薄く写る場合、現在の運勢の弱さを現していると観ます。
その他、八白土星の象意

吉のエネルギーを積極的に取り入れると、自分の中にあるプラスの面がどんどん引き出されてきます。
各九星にはそれぞれ違うエネルギーが働いています。
自分の本来持っているエネルギーとの相関もありますから、その現れ方は必ずしも一様ではありません。
ここが気学の面白さであり、奥深さです。
八白土星の性格と傾向 ※九星傾斜宮による
キーワード:山・蓄積・強欲・継ぎ目・停滞・終始・断絶・改革・変化