印相正位図(基礎位の詳細)
印面の真下にあたる基礎位は、方位でいえば北にあたります。
易では姓名の源である水を象徴する「坎(かん)」という卦があてられています。
どのような器にも水は方円に従うことから、どんな環境の中でも適応する柔軟な性質を現しており、この部位が吉相であれば、人間関係が円滑に運び、いろいろな局面でプラスに作用します。
また、人間生活の基本である衣食住の中では、特に住居に深く関係しており、子孫や部下運という象意につながります。
人生の流れから見ると、特に晩年の運勢に関わっていますので、この基礎位が充実していれば、若い時に苦労しても中年以降運が開け、子宝や部下運に恵まれ、老後も幸せで安定した生活が送れるようになります。
この部分の印鑑の欠けのほかに、朱肉の付きが悪く薄く写る場合、現在の運勢の弱さを現していると観ます。
その他、一白水星の象意と意味について

吉のエネルギーを積極的に取り入れると、自分の中にあるプラスの面がどんどん引き出されてきます。
各九星にはそれぞれ違うエネルギーが働いています。
自分の本来持っているエネルギーとの相関もありますから、その現れ方は必ずしも一様ではありません。ここが気学の面白さであり、奥深さです。
一白水星は主に対人関係に影響します。その他にも下記のような象意があり、場面や時に応じて様々な現象に変化して現れます。
一白水星の性格と傾向※九星傾斜宮による
キーワード:水・交わり・流動性・煩悶・忍耐・思考・秘密・裏面・色情