印相正位図(名誉位の詳細)
印面の頂点にあたるのが南。
季節は真夏。時間では太陽が真上に差し掛かった南中を現し、易ではこの部位に、火を象徴する「離(り)」という卦をあてています。
明るく光り輝く太陽のように、人気、成功、名誉、名声など、その人の信用や社会的な評価に特に関係の深い部位であり、吉相であれば周囲からの評価が得られ、よい境遇を得て道が開けていきます。
火で物を照らし出すような聡明さがあり、先見の明豊かな感受性がいかんなく発揮されます。
学問や芸術などの分野にも深い関わりも持ち、その道で大成するためには、名誉位が充実していることが欠かせません。
この部分の印鑑の欠けのほかに、朱肉の付きが悪く薄く写る場合、現在の運勢の弱さを現していると観ます。
その他、九紫火星の象意

吉のエネルギーを積極的に取り入れると、自分の中にあるプラスの面がどんどん引き出されてきます。
各九星にはそれぞれ違うエネルギーが働いています。
自分の本来持っているエネルギーとの相関もありますから、その現れ方は必ずしも一様ではありません。
ここが気学の面白さであり、奥深さです。
九紫火星の性格と傾向 ※九星傾斜宮による
キーワード:火・太陽・名誉・精神・美・学問・知識・文明・二心・離れる