象牙と水牛印材について

象牙水牛印材について

象牙や水牛素材の恐怖

■象牙がいいと聞いて購入し長年使ったが「別段変わった気もしない」という方が多くいらっしゃいます。象牙は元々発展の運気を備えておらず、運気の弱い時に持てば、更に運気が下降します。

結論から申し上げますと象牙はあまり良い素材とは言えません。

また、白水牛(オランダ水牛)は<波乱万丈の人生>、黒水牛は<苦労を伴う>という意味があり、全くおすすめはできません。

動物のマイナス波動に加えて、「忍耐を乗り越えてから成長する」という意味があり、運気が開きにくいのです。よって最初は忍耐せざるを得ない生活を強いられるわけです。

象牙も水牛もやめた方がいい

■一般的には【柘(つげ/樹木)・黒水牛・象牙】の3種類が開運印材とされ、開運印鑑と謳っているほとんどのお店では、この3種類の材質を使用しています。

そして九星気学の生まれた年からの単純な鑑定により、相性が良い印材は【柘、黒水牛または象牙】であると勝手に決められてしまいます。

その中でも象牙が最高級であると宣伝し、どこのはんこ屋さんも高価な象牙を第一に勧めていますが、果たしてこの説は真実なのでしょうか。

確かに象牙は硬くて耐久性がありますが、硬いために割れやすいという弱点も同時にそなえています。
重くて硬いので、落とせば比較的簡単に破損します。特に印面部分は枠はすぐに割れてしまいます。これでは決して一生物には成り得ません。

物品としては高価で良いのかもしれませんが、あくまでも象牙の物質的価値でしかありません。

意外と欠けやすい象牙

象牙伝説は業者の作った幻

そもそも象牙が印材としてもてはやされるようになったのは昭和の初めの頃の話です。
印鑑に高値が付けられるという理由から、商材として用いられるようになったに過ぎません。

象はある地域において神聖な動物として扱われ、それ故に象牙の印鑑は【縁起が良い】と一部で言われています。しかしよく考えてみれば、象は所詮動物です。

象牙はその死骸の一部分に過ぎません。

「自然の生気を含んだ印材」とハンコ屋が宣伝しているようなエネルギーが本当に満ちているのでしょうか?
真実は、<死骸の残りカス>に過ぎません。
印相では【印材=自分の体】としており【印鑑=自分の分身】です。

はんこを長年使用し続けていくほど使用者の【気】が入り、やがて印鑑には【魂】が宿るようになります。
だから【自己の分身】と言われるのです。自分の分身である印鑑が凶相ならば凶相の波動を受け続け、吉相なら吉相の波動を受け続けます。

生命あふれる木の力

印相を学べば、「柘(つげ)」のみが、運を切り開く唯一の「最強の素材」であると知ります。

本来は【万物の霊長である人間】の分魂宿す印鑑に、動物から採取した素材を使うこと自体が『不自然』であると言った方が正しいのかもしれません。

柘植の吉作用とは
  • 柘は大自然の樹木であり、清涼で清々しい大自然のエネルギーに満ち溢れています。九星気学においても樹木は発展・繁栄の象意であり、全てが発展し、整うという意味があります。
  • 樹木には魔を祓う作用があります。
    神社には必ず林があり、神域の邪気を払うためであり、清涼な気を保つ働きをしています。
  • 家庭の神棚にもお榊が供えられ、神社の林と同じ役目を果たします。
  • 樹齢の高い樹木は神木となり、神の木「神木」として扱われます。

    樹木の自然力が人間を癒す

    樹木の力が運を添える

    人は樹木に触れると心が安らぎ、安心し、疲れが取れ、回復し、気力が充実します。
    森林浴が心と体に良く、木の素材が身近にあると心身が安定します。例えば、ヒノキのお風呂に心地よさを覚えない人はまずいないでしょう。

    象牙や黒水牛に、樹木以上の安らぎを覚える事はまずないと、いえるのではないでしょうか。
    最終的には印材と人との相性、その吉凶がどうなのかが、開運作用に大きく関わってくるのです。

    ■象牙の始まりと終わり 
    ■開運する印材
    ■大凶・悲運の水晶印

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