国内でスリにやられそうになった怖い思い出|外国人スリ常習者の手口

国内でも自分の持ち物には十分に注意 ブログ

何年か前、九州での旅行中のことだった。

福岡までは飛行機で行き、その後大分への移動に電車を使った。
電車の揺れは心地よく、しばらく眠りこけてしまったらしい。

その時は、まさか自分がスリにやられようそしているなど、思いもしなかった。

こうやって外国人はスリを実行しようとしていた

ふと目覚めると、膝上に抱えて乗せていたはずの自分のバッグが、左に座っている大柄の外国人男性になんとなく寄せてある。
しかも、何故かショルダーの紐は、隣の人の膝に乗っている、、。

居眠り中に自分で人の足に紐を乗せてしまったのか?と。

その人に軽く頭を下げつつ紐を引っぱったが、なぜかピクリとも動かない。

その大柄の外人男性が、手首で紐を引っ張られないように押さえているらしい。
よく事情が呑み込めてなかったが、なんとなく不安を感じ、負けじとさらに強くショルダーの紐をぐいぐい何度か引くと、男性は諦めたのかようやく!手を緩め紐を離した。

そっと男性の顔をうかがうと、中東系の濃いお顔立ちの二人組みで、こっちをぜんぜん見ない。

するとまもなく次の駅に到着し、ドアが開くと二人は、そそくさと足早に降りて行った。

その男性は、私が寝ているすきに徐々にバッグの紐を引き寄せ、しっかり自分の体に押さえつけながら、電車のドアが開くタイミングを待っていたのだ。
勢いバッグをひったくって降りて、ドアが閉まってしまえば追い付かれないと考えていたのだろう。

現金、クレジットカードもキャッシュカードもすべて入っていた。奪われて逃げられていたら、と考えただけで恐ろしい。

実は、知り合い二人が向いの座席に座っていて、うたた寝したところからその一部始終を見ており、何かあれば助けてくれようとしていたらしいが。

( ̄人 ̄)治安のいいジャパンといえど、油断は禁物。

あれ以来、電車に座る際にはバッグの取っ手を必ず腕に絡めて持つようになった。

最近では外国人観光客や違法滞在者も多くなってきています。国内でも十分に自分の持ち物には気を使い、注意しましょう。海外旅行に近い気持ちでいれば、危険な目にあうこともそうないでしょう。

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