人間の顔には、いろいろな情報がつまっています。
これを統計的に研究し体系づけたのが「人相学」です。
人相学はおよそ3千前年前に、中国で生まれたとされています。
人の顔を見たときに、「あ、やさしそうな人」、「神経質そうな人・・」など、何かを感じるかと思います。
人相学を詳しく知らなくとも、みなさんも普段から自然に、相手の顔の相を感覚的に読んでいます。
基本的に、性格は大きく次の3つ顔型に分けてみます。
- 四角
- 丸
- 逆三角形
さらに、この顔を3分割する「三停」の鑑定法より、おおまかに生涯の運勢をみることができます。
人相学における「三停(さんてい)」とは
- 上停(じょうてい)・・髪の生え際から眉毛まで(0歳から28歳くらいまでの運勢)
※知力・父母運などを表します。 - 中停・・眉毛から鼻の下まで(29歳から47歳くらいまでの運勢)
※金運・意志の強さ・能力などを表します。 - 下停・・鼻の下からあご先まで(48歳以降の運勢)
※部下運・子孫・住居運・愛情運などを表します。
それぞれ発達していると、その運が恵まれていることを示し、傷などがあったり貧弱であれば、その運気が弱いとします。
あご髭で晩年運を補う
芸能界でも、あごひげを生やす人を最近見受けますが、人相ではあごヒゲは繁栄をもたらすといわれております。
あごが短いなど貧弱に見える方は、ひげを生やし「下停」を豊かにすることで、人相で晩年運を上げるとよいでしょう。
人中(じんちゅう)について
鼻の下と唇の真ん中に、人中という溝があります。
最近ではここを短くして美人顔にするというのがありますが、人相学でいえば何事も諦めやすく運が弱いと出ます。
この溝が深めであれば、根気よく忍耐力もある相となります。
また、口ヒゲを生やす際には、この人中を空けると運気を下げてしまうためよくないとされています。
以上のことから、人中の髭はつなげて生やしましょう。